2008年 8月のエッセイ ご存知でしょうか 「関西俳誌連盟結成五十周年」のことを・・・辻本 冷湖結社単位で加入する「関西俳誌連盟」(石田香枝子委員長)は今年平成20年1月に50周年を迎えました。記念事業として様々な企画が実行されておりますが、その一つ「夏季吟行大会」がこの8月10日に開催されます。当日吟行の投句はもとより、この日の「記念対談」が人気を呼んでおります。 記念対談 『関西俳誌連盟の50年を振り返って』 伊丹三樹彦先生・谷口 洋先生。 連盟と共に歩んで来られた、両先生による記念対談はきっとほのぼのとして楽しい対談になることでしょう。また連盟の来し方や、誰も知らなかった興味深い話をお聞き出来る又とない機会であることは間違いなく、今からわくわく致しております。 ※「第49回関西俳誌連盟 夏季吟行大会」 (所属不問・一般の参加自由) 平成20年8月10日(日) 雨天決行。正午開会・記念対談(PM1時〜2時。) 会場・KKRホテルオオサカ 3階宴会場。TEL・06-6941-1122 吟行地 大阪城・難波の宮跡公園等ご自由に。 投句は1人2旬、出句料 1500円。投句締切は AM11時30分。 お問い合せは TEL・06-6855-6368 三宅岳童氏まで。 今年1月26日に行われた 「平成20年度記念総会・第4回連盟大賞表彰式」の模様が 『俳句四季』3月号に (最近の俳壇ニュース)として紹介されている。<俳壇トピックス>の頁に大会実行委員長,赤尾恵以先生(他1枚)の写真入り。見出しは (関西俳誌連盟50周年祝賀会) 「同会は昭和34年1月に発足。当初は8結社でスタート。現在は34結社。結社単位で加入するのがこの会の特徴である。 今回の圧巻は118名の会員が新作30句を一編として創作した連盟大賞。 ○連盟大賞 「陶の村」 鈴音澄む破魔矢頂く陶の宮 中川靖子 ○連盟記念賞 「琴の糸」 比良の嶺の生絹曇りや桑芽吹く 宇治文子 投句者、受賞者にこまやかな配慮を厭わないのがこの会の特徴のように思えた。長閑な時間の流れは、関西ならではのものであろうか。」( 「俳句四季」3月号 俳壇トピックスより抜粋 ) また6月28日には 「第50回俳句大会」の表彰式が行れた。 ○連盟賞 光年てふ距離もあるなり蝸牛 木村良昭 その他50周年記念事業として下記のようなものが企画されている。 ◎ 近畿吟行案内−(2) 平成20年1月26日発行ずみ。(残部無し) ◎ 俳句手帖 平成20年1月26日発行ずみ。(残部無し) ◎ 連盟記念展・・・ 平成21年1月開催予定。 ◎ 関西俳誌連盟50年誌(史)・・・来春発行予定 「近畿吟行案内一(2)」、「俳句手帖」は好評だった為瞬く間に残部が無くなりましたが、続く「連盟記念展」 「関西俳誌連盟50年誌(史)」をご期待下さい。 50周年記念とは別に連盟では旅吟(今年は5月に石見銀山)・また機関誌「関西俳句」(季刊)の発行もおこなっている。 尚、「関西俳誌連盟」事務局は下記の通りです。 〒590-0111 堺市南区三原台3-40-9-303 (菊地 亨方) 副委員長兼事務局長 菊地 亨 以上 |